Remember today. Shinichi-8
……突っついた結果が、幽霊話とはね……。
何かあるのだろうと思ったけれど、まさかそんな話が出てくるなんて。
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……突っついた結果が、幽霊話とはね……。
何かあるのだろうと思ったけれど、まさかそんな話が出てくるなんて。
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「んー?」
返事をしながら、服部がちらっと俺方を見た。が、曖昧な笑みを浮かべて、ふいっと前を向いた。
その仕草は、なぜか俺に昼間のコトを思い出させた。
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「……へぇ、すげーじゃん」
部屋の奥のドアを開けると、そこには小さな露天風呂があった。
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通されたのは、いくつかある離れの中の、一番奥のものだった。
案内をしてくれた女将が、丁寧にお辞儀をして下がる。
それを見送ってから、俺は長く息を吐き出した。
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あのバカ! なにが飲んでしもた、だっての!
すたすたと歩きながら、俺は心の中で悪態をついた。
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どうも、調子が狂う。
途中寄り道をした某観光名所で、俺は日陰のベンチに腰をおろして、息をついた。
服部はというと、飲みモノを買いに行っている。
というか、俺が行ってこいと蹴り出した。
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ガコン、と音をさせて転がり落ちてきた缶を取って、踵を返す。
と、目に入ったフードコーナーに、俺はふと服部の言葉を思い出した。
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ほどなくして、チャイムが鳴った。
服部が来るまで、とソファに寝転んで目を閉じていた俺は、その音に目をこすった。
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ちらりと、時計をみやる。
十時を少し回ったところだった。
もうそろそろ、服部が来る頃だろうか。
そんなことを思いながら、掃除機を止めた。
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