Remember today. Heiji-9
「調べた事、なあ」
「あん? もしかして、まだ、何も調べてねーのか? あれだけ時間があって」
ここぞとばかりにまくし立てた工藤に、俺は、すいっと眉を寄せた。
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「調べた事、なあ」
「あん? もしかして、まだ、何も調べてねーのか? あれだけ時間があって」
ここぞとばかりにまくし立てた工藤に、俺は、すいっと眉を寄せた。
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……突っついた結果が、幽霊話とはね……。
何かあるのだろうと思ったけれど、まさかそんな話が出てくるなんて。
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ちょう待てや!
なんで、こんな展開になっとるんや?
別に、俺がヘマしたわけやないはずやで!
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「んー?」
返事をしながら、服部がちらっと俺方を見た。が、曖昧な笑みを浮かべて、ふいっと前を向いた。
その仕草は、なぜか俺に昼間のコトを思い出させた。
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「……へぇ、すげーじゃん」
部屋の奥のドアを開けると、そこには小さな露天風呂があった。
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促されるままに、風呂に直行した工藤に、俺はふうっと息をついた。
やっぱり、相当疲れたんやろか――。
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通されたのは、いくつかある離れの中の、一番奥のものだった。
案内をしてくれた女将が、丁寧にお辞儀をして下がる。
それを見送ってから、俺は長く息を吐き出した。
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あのバカ! なにが飲んでしもた、だっての!
すたすたと歩きながら、俺は心の中で悪態をついた。
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